概要
コートを3つのゾーンに分けて判断力を養うゲーム形式のサッカー練習メニューです。
マーカー(分かりにくければ赤コーンを使用)によりコートを3つのゾーンに分け、DF2~4人、MF3~4人、FW1~2人が入ります。原則として選手は持ち場のゾーン内のみでプレイしますが、例外として攻撃時に1人だけ前方のボールのあるゾーンに入ることが出来ます。
ボールがタッチラインを割った時はスローインでリスタートし、ゲームは時間で区切ります。
人数
14人~
最低でも2-3-1のフォーメーションを組みたいので1チーム7人を最小としています。
対象年齢
小学生低学年✕
小学生高学年△
中学生◎
高校生以上◎
ゲームとしては面白いのですが、小学生がルールや意義を十分に理解するのは難しいと思われます。
コツ
☆数的優位を作れる飛び出しを
DF→MFの侵入はMFが同数なので必ず数的優位を作れますが、スタート時点で数的不利となるMF→FWの飛び出しは位置とタイミングを合わせなければ数的優位を作れません。
敵味方の位置と縦パスが通るタイミングを見極め、より有効な攻撃参加を目指しましょう。
指導時のポイント
☆3人目の動きが重要であることに気付かせる
ボールホルダーがそのまま前方へドリブルで進入することも可能ですが、ボールホルダーにはDFが付く為それでは数的優位を作れません。縦パスが通るタイミングを見極めてパサー以外の選手が前方へ飛び出す3人目の動きが得点に繋がることに気付けるよう指導しましょう。