練習を読み解く(ヴィッセル神戸:2023/02/1)
今回はヴィッセル神戸の帰阪後初練習を観ていきます。最近の記事では毎度のことですが公開範囲も動画時間もどんどん減ってきて記事を書くのも難しくなっていますが、拾えるところを拾っていきます。
ウォーミングアップ[0:41]
動的ストレッチを中心にメディシンボールやハードル等を使用して体を暖めています。ゴムチューブ等も使用しており、これまでより少し負荷は重めでしょうか。これはオフを挟んでのキャンプ後初練習ということで少ししっかりめに身体を動かす意図があったのだと思います。その後はステップワークも精力的にこなしています。
5vs2ロンド[1:32]
神戸のロンドも見慣れてきましたね。4vs2と5vs2を使い分けている印象ですが、この日は5vs2が短時間だけ掲載されていました。
ゴールキーパー練習[1:51]
逆動作からのセービングですね。基礎的な内容ですが、コーチを中心によく声が出ていて活気があります。
5vs5+2ロンド[2:38]
5vs5に2人のフリーマンを入れたロンドです。2人のフリーマンがいることで保持側が2人の数的優位となりますが、この広さの7vs5でボールを回すのは中々にシビアです。判断の時間をかなり制限した、ハイレベルな練習だと思います。
対面パス?[3:25]
足を止めてミドル~ロングのボールを蹴っているのでおそらく対面パスだと思いますが、残念ながら画角が狭く時間も極めて短いため断定出来ませんでした。
6vs6+4シュートゲーム[3:33]
基本的にはシュートに重点を置いたゲームだと思いますが、ゴール両脇のゴールライン上に各1人ずつ計4人のフリーマンを置いています。所謂ポケットへボールを入れ、マイナスのボールでゴールを狙うというイメージでしょうか。最初からポケットにフリーマンを置いていることからポケットの使い方よりはその後のシュートを重要視している練習と考えられます。実践でハーフレーンを使うのは誰なのかという部分が非常に気になりますが、流石にそこは見せてくれませんね。
最後に
公開範囲の問題で神戸もかなり記事を起こすのが難しくなってきました。しんどい反面、開幕が近付いてきたなと感じますね。ただそのなかでも最後のシュートゲームのようにやりたいことの一旦が見える練習を公開してくれていることは有り難い限りです。いよいよ開幕まで4日。一連の記事も近々一旦の目処としようかと思っていますので、どうぞ最後までお付き合いください。